品質保証

精密品クラスの検査体制

全量目視検査を含む充実の検品体制


全量検査は、作業員の目視による巣・バリ・打痕・汚れ・キズの確認や、加圧試験器による耐圧性の検証等が可能。加えて、トレーサビリティが求められる納入品についての、個体識別用二次元コードの貼付によるロット管理実績があるほか、AIを用いた画像解析システムも導入準備を進めるなど、ニーズと技術革新を考慮した万全の検品体制を敷いています。

抜き取り検査では、粗さ・形状測定機や真円度測定機、CNC三次元測定機等による寸法・幾何公差の測定はもちろん、産業用X線装置・CT装置・比重測定機等を用いた詳細な製品内部の品質チェック等も承ります。そのほか、後工程での組付けに使用する粘着テープとの相性を確認する剥離試験にも対応。抜き取り頻度はご希望を元に決定致しますが、納入先様より明確な指定がない場合は当社からのご提案も可能です。生産性重視のガソリン車向け部品から厳格な品質が求められる医療機器部品まで、幅広い分野での納入経験を元に、不良リスクとご予算を両立できるご提案をさせて頂きます。

厳格な品質基準に応えるクリーンな検品室


EV向け部品は精密機器との組付や格納を前提としているため、ガソリン車向け部品に比べて厳格な品質管理を求められます。当社ではそういったシビアなニーズにもお応えできるよう、品質の砦となる全量検査室の全面改装をおこないました。具体的には、シートシャッターによるゾーニングをおこなった上で土足不可とし、入室時には衛生キャップ・品質管理用手袋の着用を義務付けるなどのルールを策定。新たに空気清浄設備を導入すると共に、室温22℃を維持するための空調装置も刷新し、 “電子部品としてのダイカスト製造” が可能な環境を有しています。

©2024 Sanko Die cast Co., Ltd.