代表メッセージ

“社会の公器” として、
高精度なダイカスト製造で
社会に貢献します

松尾製作所グループにおける、ダイカストの雄として

三光ダイキャストは1965年、現在の長泉なめり地区に有限会社として誕生しました。創業当時は二輪車向け亜鉛小物部品のダイカスト製造を主力事業としておりましたが、その後は自動車向けアルミダイカスト部品の分野で業界シェアを伸ばし、現在は国内外多くの大手自動車メーカー系列サプライヤー様へ、ダイカスト部品の納入をおこなっております。

2021年8月には事業承継により、愛知県に本社を置く自動車用電装品メーカー・松尾製作所グループの一員となりました。現在は、日本におけるEV化および脱炭素社会の実現に貢献する同志として、同社のマネジメント手法を取り入れつつ、互いのノウハウの融合により、更に高い付加価値を提供する企業となるべく日々研鑽を重ねております。

精密品クオリティのダイカスト製造を実現

当社の一番の強みは、高耐圧・高気密なアルミダイカスト製造を、低コストで実現する独自技術を有することです。これは2015年に、大手自動車メーカー様の協力を受けて確立した手法で、「PF法(無孔性ダイカスト法)」と「局部加圧ダイカスト法」の掛け合わせにより、巣の発生や肉厚過多・肉厚不足などの不良を抑制するものです。現在、この製法による量産ラインを自社工場に3本設置しており、必要に応じたご提案が可能です。納入先様の中には、不良リスクを減らすことで納入コストの削減を実現された企業様も少なくありません。

近年、自動車業界では、ガソリン車からEVへのシフトが生じており、この変化は我々アルミダイカスト部品メーカーにも多大な影響をもたらしています。最も大きな変化は、ダイカスト部品にも精密機器並みの品質管理が求められるようになったことです。ガソリン車向け部品の製造においては問題となり得なかった小さなバリや表面の凹凸も、EV向け部品では許されなくなりましたが、当社ではそのような厳しい品質基準にも対応できる生産設備および検品体制を整えております。

社会の公器として、進化し続けます

当社の社是に、「企業とは社会の公器なり」との言葉がございます。これは、企業は社会の中において、あたかも一つの人格の如く存在しているという考え方であり、だからこそ企業は存在している限り、夢やアイデアを実現する主体でなければならないという信念を表現したものです。

三光ダイキャストはこれからも社会の公器として、希望と平和の念を抱き、自身の可能性を信じる仲間と共に、常に改善と進歩を続けて参ります。引き続き、皆様の変わらぬご指導・ご支援を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

株式会社三光ダイキャスト
代表取締役社長 三宅 実

©2024 Sanko Die cast Co., Ltd.