鋳造後の加工・洗浄もワンストップで
加工ラインも自社で保有しており、鋳造した部品の切削・洗浄にも対応しています。NC旋盤やマシニングセンタといった工作機械による切削・孔あけは勿論、エアダスター(ブローガン)と洗浄機とを併用した脱脂・クリーニングもおこなっておりますので、後工程で粘着剤による組付を必要とする部品や、中子砂等の残滓を嫌う電子機器向け格納ケース類の製造も可能です。
鋳造品の切削加工においては、工作機械の冷却を担うクーラント液(冷却水)の確保が要となりますが、当社の場合、三島工場(本社工場)・安久工場は富士山を水源とする柿田川、宮城工場では旭岳を水源とする阿武隈川に近接しております。年間を通じて工業用水を安定して確保できる立地のため、滞りのない生産が可能です。
大規模増産や、『かんばん方式』での納入にも対応
鋳造ラインだけでなく、加工ラインにおいても省人化・自動化を進めており、大規模な増産要請にもお応えできる体制を整えています。フィーダー・組付け器・検査機を一体化した独自機構の開発や、加工用治具の制作による効率化・コストダウン、マシニングセンタとロボットを組み合わせた加工ラインの設置など、柔軟な発想と継続的なカイゼンにより、品質保持と安定供給の両立を叶えます。
実際に、JIT(ジャスト・イン・タイム)での供給が厳しく求められる大手自動車メーカーサプライヤー様へも、10年以上に渡り納入をおこなっております。品質の高い部品を、必要な時に・必要な量だけお届けすることで、お取引先様の業務効率化に貢献すると共に、ビジネスの成長・拡大をお手伝い致します。